こんにちは。storyIの猪俣恭子です。

仕事をしていると、相手に対して、その仕事への姿勢にモノ申したくなることがあります。

私の場合、こんな感じです。

「期限に間にあわせてもらわないと困る」
「責任をもっと持ってほしい」
「最終的には何とかなるって、甘えていないかしら」

いやあ、こうして書いてみると、お恥ずかしい限り。

しかし、最近このように思います。

相手や状況に対して「はぁ?」と不満を感じる時こそ、仕事をしていくうえで何よりも自分が大切なことは何かを教えてくれる貴重な機会なんだと。

そうですよね。
相手への期待は、すなわち自分への期待の裏返しですから。

ああ、

私はとことん考えたうえで、自分なりの意見を相手に伝えることが、相手への誠意だ…と思っているんだな。
期限に余裕をもって進めることが、相手を尊重していることにつながる…と思っているんだな。
案件が緊急なことになって周囲を振り回すことなく、余裕をつくって本番を迎えたい…と思っているんだな。

と。

そして思います。

こんなふうに思っている自分が誇らしいじゃないか、と。

ここまでくると、今さっきまでの不満はどこへやら。

「できません」
「無理です」
「わかりません」

相手がこう言ったとしても、「まあ、よくぞ本音を言ってくれた」と全く違う捉え方ができるようになってくるから不思議です。

人は誰しも「自分の生き方、考え方、捉え方、感じ方」のほうが「正しい」と無意識に思ってしまいます。
理屈じゃなくて、心がそう感じてしまいます。

じゃあ「正しい」のは「相手と自分、どっちなの?」となってしまうと、収拾がつきません。

この場合、「どちらが」正しいのではなく、「どちらも」正しいのですから。

どちらも正しい。

この視点にたてば、お互いの共通の目的やビジョンに向けて、今できる最善のことについて考えられます。
それでも相手が、「変わるのは相手。私は今のままでいいの」と頑なであれば、そのままにしておきましょう。

エネルギーは有限です。
自分の有限のエネルギーは、自分が行きたい未来につながるものに使っていきましょう。

それが周囲に振りまわされていない人の生き方です。