アドバンスド・コーチへの道 編
コーチングスキルを使う人から、コーチングをする人へ
コーチングを学んでセッションをしていると、誰でも以下のような壁にあたります。
>上手くいっている手ごたえがなく、自分のセッションに自信が持てない
>クライアントからの高い満足が得られるコーチングになっていると思えない
>ワンパターンのセッションになってしまい、クライアントの視野が広がらない
>コーチングのスキルは理解しているが、スキルを場当たり的に使っているようで、セッションに発展性が感じられない
>効果的な練習法がわからない
>「セッション時間が増えれば上手くなる」とアドバイスされるが、ただ回数をこなすだけでは上手くなると思えない
>自分のレベル・できていること・課題がはっきりとわからず、何にどのように取り組めばいいのかがよくわからない
>そもそも「上手くいっていないコーチング」がどういうものなのか、よくわからない
このセミナーは「コーチングがもっと上手くなりたい」というあなたの思いを叶えるために企画されたものです。
* 本セミナーの内容は日本語で提供されます。
セミナーを受講しての効果
《あなたの変化》
- テクニックに頼るコーチング
⇒ 意図と戦略をもったコーチングへ - コーチングフローを使うだけのコーチング
⇒ コーチングフローを自由自在に行き来できるコーチングへ - クライアントが話す言葉しか捉えられないコーチング
⇒ クライアントの背景を捉えるコーチングへ - 承認だけのコーチング
⇒ 学びと気づきを促す質問とフィードバックが存在するコーチングへ - コーチが一生懸命になるコーチング
⇒ クライアントとコーチがパートナーになるコーチングへ
《あなたのコーチングを受けてのクライアントの感想の変化》
- コーチからいい話が聞けた
⇒ 自分の答が見つかった - コーチに頼りたくなった
⇒ 自分でなんとかしたいと思えるようになった - やる気が起きた
⇒ やる気はいつでも自分で起こせることがわかった - 堂々巡りだった
⇒ 自ら現状打破のアイディアが生まれた - いい気分になった
⇒ 時として心の痛みにも向き合ったが、心のありようが強くなった - やりたいことがはっきりした
⇒ やりたいことができた
参加者の声
- 色々な視点からフィードバックを伝えていただき、「人を活かす」という意味での視点が増えました。
- 私たちへの改善点であっても、事実を中心に建設的な方法でアサーティブに伝えてくれたので、受け入れやすかったです。場をネガティブな雰囲気にしないという話し方を、真似したいと思いました。
- 参加者一人ひとりへの接し方にリスペクトが感じられ、参加意欲が高くなりました。
- 承認する言葉をたくさんいただきましたが、決して嫌味に感じませんでした。このような承認ができるようになりたい、と思いました。
- 参加者の発言に対し、的確に質問やコーチングをしてくれるので、その場が非常に充実したものになりました。
- エクササイズの後の論理的な解説がわかりやすかったです。
- 受講後、クライアントの方から「コーチングが変わりましたね」と言われました。起きる気づきの深さが違ってきたそうです。
- 以前よりも、クライアントの話を言葉だけを追うのではなく、言葉の背景にあるもの、価値やニーズ、感情も含めて、聞きとれるようになりました。
- コーチしよう!と前のめりになっていたのが、リラックスしてコーチングに臨めるようになったのが、一番の収穫です。
- クライアントから次の感想をいただきました。「以前は周囲の小さなことが気にかかり、集中できないことが多かった。○○さんのコーチングを受けるようになってから、相手は相手と認め、自分ができることは何かと考え、動けるようになった。」学んだことを、自分のコーチングセッションで活かせた成果だと思います。
[2022年・アドバンスドコーチへの道]
開催スケジュールについて
開催スケジュールについて
2022年の「アドバンスドコーチへの道」の開催日時をお知らせします。
コンセプトは「becoming a coach」。
「わたしはコーチなのか?」それとも「コーチングをするだけの人なのか?」。
大きな問いをひっさげての一年間です。
実施がオンラインなのか集合になるかは、状況を考慮しながら都度お知らせします。
(集合の場合は都内)
これからの世の中は、より一層「個人」の価値観を豊かにコラボレーションさせながらのクリエイティブさが求められます。
だからこそコーチングというコミュニケーションの技術が、今までにもまして必要とされる時代になることでしょう。
2022年もともに学びあい、刺激しあいえますことを心から楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
storyI代表 猪俣恭子
(国際コーチング連盟マスター認定コーチ)
第1回 2月6日(日)13時~17時
参加費:16,500円(税込)
テーマ
『ハーバードの人生を変える授業』をコーチングに活かす
~よりよい「選択」に向けて〜
内容
私たちコーチは、クライアントがより幸せで満ち足りた人生を送れるように心を配ります。
人生とは、多くの選択肢で満ち溢れています
だからこそ、クライアントが自分にとって最良の「選択」ができるように、コーチはクライアントの話をよく聞き、質問し、フィードバックします。
では、それらがより効果的にできるようになるために、私たちはどのようなことを知っておくとよいのでしょうか?
それについて『ハーバードの人生を変える授業』(タル・ペン・シャハー著)は、実に多くのことを教えてくれます。
例えば、
- ただ生きるのか、選択して生きるのか
- 他人に心を乱されるのか、他人から学ぶのか
- 評価を求めるのか、知ってもらう努力をするのか
などのように、コーチとして使う言葉が磨かれるキーワードを至るところに見つけることができます。
そこで本セミナーでは、この書籍を参考にしつつ、クライアントが自身の「選択」から豊かな学びが起こるような環境の整え方を探求します。
さらに、それらをコーチングというクライアントとコーチの2人の場において、どこでどのように使えるについても学びます。
「選択」はその人自身になり、最終的にその人の人生を形づくります。
コーチングのスキルを使えるのみならず、多くのスキルを融合させながら「よりよい人生」を扱えるコーチへの成長をはかります。
第2回 4月3日(日)13時~17時
参加費:16,500円(税込)
テーマ
「行動力」を高める科学的な方法を、今すぐ知るべし
内容
「やるべきこと」「やりたいこと」(のはず)なのに、なかなか手をつけられないことって、ありますよね?
コーチングにおいても同様です。
目指す状態に向けて、クライアントがどうしたらより軽やかに楽しみながら行動できるようになるのかと、私たちコーチは常に考え続けています。
そして次のような戦略を練ります。
- やることばかりでなく、何のためにやるのか意味づけをしてもらおう。
- 目標ばかりでなく、ビジョンの力を借りて行動をけん引してみよう。
- ビジョンばかりでなく、目標達成までのプランもたててみよう。
ところで、すべての行動は脳からなんらかの指示が出され、それに体が反応することでつくられています。
ということは「脳と体の関係」に注目することでクライアントの行動を創造できる可能性は、まだまだありそうです。
そこで本セミナーでは、『すぐやる!』(菅原洋平著・文響社)を参考に、書籍で紹介されている「脳のすぐやるスイッチをオンにする」コツを学びます。
その上で、コーチングセッションにそれらを具体的にどのように活かすのか、を取り上げます。
クライアントが「やりたいことがすぐやれる」思い通りの毎日が送れるように、パワフルにサポートできるノウハウをコーチングに余すところなく活かしていきましょう。
第3回 6月5日(日)10時~17時
参加費:22,000円(税込)
テーマ
コーチングフェスタ
内容
6月のアドバンスド・コーチへの道は、通常のセミナースタイルではなく、ICFのコンピテンシーを大切にしているコーチ同士が対話を繰り返しながら、お互いにコーチとして高めあう場を創り上げます。
コア・コンピテンシーの理解を深めたり、コーチングの未来を語ったり、セッションの事例検証をシェアしあったり、お互いに率直にコーチングについて質問しあうなど、コーチ同士の絆を創造する場にもしたく思います。
目的は、私たちコーチのプレゼンスを一段と高める機会にし、コーチ業界のさらなる発展につなげることです。
この貴重な一日を、どうぞご自身のために活かしてください。
- MCC、MCCについて語る(インタビュー&なんでも聞いちゃって!)
・MCCへの道のりは?
・コーチとしてのマインドセットをどうやっている?
・コーチングスキルをどのように磨いてきたの? 磨いているの?
…など - フィードバック博覧会
- MCCのコーチング&コーチング戦略
・MCC 3人のリレーコーチング。
・MCC 公開戦略会議
・質疑応答 - コーチグエクササイズ「わたしたちのコーチングの未来と今できること」
- 振り返り
第4回 8月7日(日)13時~17時
参加費:16,500円(税込)
テーマ
アサーティブネス
内容
「あなたのコーチングスキルアップの課題は何ですか?」
この問いに多くのコーチが「感じたことや思ったことを率直にフィードバックすること」と言います。
「率直さ」「わかりやすさ」「簡潔さ」はコーチのプレゼンスを高めます。
それはフィードバックのみならず、「質問する」時にも関係します。
質問をダイレクトに問いかけられず、回りくどくなり、結果としてその意図がクライアントに伝わらず、もどかしく感じることもありませんか?
これらは、自分自身のアサーティブネスを高めることでクリアすることが可能なテーマです。
アサーティブネスとは、「自分と相手をお互いに尊重しながら、自分の言いたいことを伝え、物事を前進させていくこと」です。
これはコーチングを進めるうえで基本的なスタンスの一つです。
さきほどの例だけでなく、「クライアントが感情的になる」「被害者意識をなかなか越えられない」「約束するも行動が起きない」などのようなネガティブな状況に対しても、アサーティブネスを身にまとえばクライアントと自信をもって向き合うことができます。
アサーティブネスをまとうことで、ただ単に自分の言いたいことを伝えるのではなく、本当に伝えるべきことを「質問」「提案」「リクエスト」「フィードバック」「アクノレッジ」できる存在感あるコーチのプレゼンスを目指します。
第5回 10月9日(日)10時~17時
参加費:22,000円(税込)
テーマ
コーチングZANMAI
内容
コーチングの上達には、効果的・効率的な練習が欠かせません。
当日は少人数のグループに分かれ、「コーチングする、コーチングを受ける、フィードバックする」を繰り返します。
実際にコーチングを体験することで、スキルアップのための「アンテナ」が磨かれます。
「コーチングの対話」という観点から、同じテーマに対し「カウンセリング」「コンサルティング」「メンタリング」になると、会話の展開がどのように変わるのかも探求します。
この貴重な機会を、どうぞお見逃しなくご参加ください。
第6回 12月4日(日)13時~17時
参加費:16,500円(税込)
テーマ
質問力を上げる
~原点回帰編~
内容
コーチングを受けて人は「自分」についての理解を深め、自分自身の過去・現在の出来事に意味づけをしながら、自分の力で将来をデザインすることの価値を学びます。
それはコーチ一人の奮闘ではなく、コーチとクライアントが「共に創りだす」ことあって初めて成果として味わえます。
故にコーチは、「クライアントと共通の問いを持ち、二人でその瞬間ともに創りだす」能力を高める必要があります。
そのための最たる「技術」が「質問力」。
クライアントの心が整う質問。
クライアントの自信が目覚める質問。
クライアントの好奇心がひらめく質問。
クライアントの世界が拡がる質問。
クライアントが自身のキャリアをデザインしたくなる質問。
そうした質問は、一体どこにあるのでしょうか?
さあ、コーチとしての質問力をよりともに磨いていきましょう!