「忙しくて」が口癖になっている人がいる。
あなたの周りにもいないだろうか?

「忙しい」から何なんだろう?
手伝ってほしいのか?
ねぎらってほしいのか?
愚痴を聞いてほしいのか?
それとも「忙しい」自分に、頑張っている自分に
酔っているだけなのだろうか?

ただ、言えるのは、
こうゆう人が近くにいると、よい気分にならない。
「忙しい」と言っている人を気にしているうちに、
本来自分がかけたいものへのエネルギーがもれて、
集中力が落ちてしまう。

なぜ、そうなるのだろう?
と思っていたら、
こんなことが書いてあるメモ書きがでてきた。

 忙しい、忙しい、を言い訳にする人がいる。
 この「忙しい」という言葉には、
 「周りの環境が自分を忙しくさせている」といった意味が
 含まれている。
 つまり、自分の状態は周りが決めている、と。
 自分の機嫌は周りが決めている・・・のか?!
 いや、「自分の状態は自分で決めている」、
 こう思えるようになると、
 自分で決められることが自然に増えてくる。

なるほど。
「忙しい」という人を前にすると、
なんとなくこちらが悪い気分になったり、
やんわりと責められているように思うのは、
そういうことか。

いずれにしても、
リーダーに「忙しい」はNGワードだ。
確実にチームの生産性を下げる。
「私は仕事ができません」とアピールしているのと同じだ。

言葉ひとつで信頼関係も決まるし、
自分と周りの人たちのやる気を上げたり、下げたりもするし、
ストレス状態にだって影響してしまう。
思っても、ぐっと口にださない言葉を決めておく。
それも、リーダーとしての覚悟なのである。

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