カラダファクトリーに月に二回通っている。
整体師さんはコミュニケーションに長けている方ばかり。
仕事がらもあるだろうが、
若いのに大したもの・・・と思うことが多い。
昨日のことだ。
担当くださる整体師さんとたわいもない会話をしているなかで、
おもむろに「来年はどんな年にしたいですか?」
と尋ねられた。
うーん・・・しばし考え次の言葉を選んだ。
「たくさん笑う年にしたいですね」
そう言うやいなや、
「あっ、それ、いいですねぇ~~~!」と合いの手。
相手は25歳ほど。
そんなに若い彼から言われても、嫌な気持は一切しない。
「笑うっていうのはいいんだ・・」。
自分のアイディアと自分自身にOKをもらったようで、
ほっとした。
よし、来年はこれでいこう、とまで思えた。
おそらく“これ”を引っ提げて、私は来年を送るだろう。
折に触れ、「笑う年、笑う年」と思い出すに違いない。
「いいですね」と返してもらい、
私の2017年は間違いなく「笑える年」になれるのだ!
そして、「笑える年」にすべく、
ひとつひとつの行動をそこに流していくだろう。

やはりそうなのだ。
相手のアイディアをまず「いい」と返す。
全ての物語はそこから始まると実感した。

仕事にやる気をだしてもらいたい。
言われたことしかやらないんじゃなくて、
もっと自分で考えてやってほしい。
はつらつと明るい態度をとってほしい。
声が小さい、もっと大きく・・・。

上の立場になれば、
部下に対して思うことは星の数ほど。
気づけば、頭の中は部下への要望でいっぱいだ。
しかし、しかだ。
いつもの部下の行動や言動に、
「それ、いいね」と返せることもあろう。
たとえ一分たらずのやりとりであっても、必ずある。
最近の彼、彼女は前と違う。
やる気がでてきたな。
そう思える時があったとしたら、
それは間違いなく、誰からかの「いいね」がきっかけだ。
そのうちの一人に私たちもなろう。

年明けて「あけましておめでとうございます」から始まる初日。
部下に聞いてみたらどうだろう。
「今年はどんな年にしたいの?」と。
どんな答えが返ってこようが、
余裕で笑顔で返したい。
「それ、いいね」と。
今年の部下の行動に変化あること、間違いなし。
そう信じて。

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「リーダーシップを旅する」を今年も読んでくださってありがとうございます。
来年も続けます。
 よし、頑張ろう
そんな明るい気持ちになれる文章を目指していきます。
2017年がよき一年となりますように。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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