最近、私の中でブームになっている言葉は、
“クリエィティブ”です。
なんだかわかるようなわからないような言葉ですが、
とにかく“クリエィティブ”なんです!
創造的な、という意味。
今までになかったものが生まれるとか、
「あっ、そうか!」みたいな気づきが起きたり、
既にあるものから、ひらめきが起きて、アイディアがわいたり、
はたまた、既にあるものとあるものの掛け合わせて、
「おおーっ」というものが現れたり。
あきらめムードたちこめる職場の目をはっと覚ますような、
解決案が颯爽と浮かんだり。
職場やそこにいる人たち一人ひとりの関係が
クリエィティプであれば、
誰もが欲しい、そういうものが、
至極当然のように日常化すると思うのです。
さて、じゃあ、どうしたら、
そんなクリエィティブとやらになれるのでしょう?
結論から言いますと、
その職場のリーダー的立場の人の気分で
どうにでもなってしまうようです。
それに関して、次のことが言われています。
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1996年にイタリア人の学者によって、
ミラーニューロンの存在が発見されました。
人が笑ったり、怒ったりする行為を見ると、
それを見た人の脳内の特定部位が活性化して、
実際、その行為をした人の人間の脳と同じパターンになることが
確認されています。
つまり、気分は感染します。
さらにいえば、社会的影響力のある人物の気分に感染されやすいことも
わかっています。
ですから、リーダーが不機嫌な気分でいれば、
職場の人の脳内の不機嫌さが再生産されて、
その職場は不機嫌なムードに包まれるというわけです。
反対にリーダーがご機嫌であれば、
職場のムードもご機嫌になります。
そして、そのムードが職場の雰囲気や生産性に影響を与えていきます。
さらに、不機嫌な日より気分がいいご機嫌な日のほうが、
創造的なアイディアがうまれる可能性は50%高いことも実証されています。
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この、ご機嫌なる「気分」は自分で創れます。
その気になれば。
しかし、あわよくば、やはりそれは職場で影響力の高い、
リーダーや上司の立場である人から創っていきたいもの。
いや、いく必要があると思います。
そのからくりがわかっていれば、
私たちリーダーは、
「今の自分のご機嫌度、どれくらい?
みんなのこと、不機嫌にさせてない?」
と、一人振り返りができるようになります。
一人振り返りができるようなれば、
自分で自分をもっと自在にマネジメントできるようにもなります。
自分の力で変えられることに力を注げるということは、
ストレスレベルもコントロールできるということ。
いいスパイラルはこうしてどんどん加速していきます。
それはそうとして、
では、どのようにして自分の気分とやらを
ご機嫌になるのでしょうか。
理屈はわかるけれど、
現実は機嫌が悪くなることばかり。
ストレスレベルを上げる感情の対応に
四苦八苦することが多くないですか?
イライラ、焦り、怒り…などなど。
それらにどう対応するといいのか、について
次回は私の体験を交えてお話ししたいと思います。
本日の質問「あなたの今のご機嫌度、どれくらい?」
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