自由でありたい
  自由でないとやる気がなくなる
  私には自由が必要!

という人って結構いるのでは?
私にはさほど「自由」という価値観は高くないが、
それでも「自分の意思でやっている」という感覚は得ていたい。
本当は「気が進まない」のに、
「やらないわけにはいかない」し、
「しなくちゃいけない」ことだし、
「やらなくちゃ、たまる一方だし」
もしくは、職場であれば、
「やらなくちゃ、また上司から小言を言われる」
ということであれば、
どっこらしょ、とため息よろしく、
重い腰をあげてのろのろと取り組む。
そんなことは、この私だってある。(ふぅ~)

さて、このような「やらなきゃ」とため息でる時は、
同時に「ああ、面倒」とも思い、
もう「やらされ」感で一杯になってしまう。

この「やらされ」感はやっかいだ。
すっきりした気分、
爽やかな気分、
楽しい気分、
わくわくするような気分、
「やった」という達成感、
そんなポジティブな気分は、
やんわりやんわりと消えてなくなってしまう。

「やらされ」感いっぱいの状態と対極にあるのが
「主体性」というものだ。
主体性?

  自分の意志・判断で行動しようとする態度

という意味だ。
今やることに対して、
目的意識を持つことができ、
その実現のために何をするかを自分で考え、
その先にリスクあることも承知したうえで、
行動することに迷いがない人、
それが主体性ある人だ。

この「主体性」はいかようにでも、
自分自身で創れる。
ある企業では次のような研修をしているとのこと。
「自ら選択する」というテーマで、
やっていることはいたって簡単。
日常のあらゆる場面で、
職場でも家庭でも、
「私は、今、○○○○○をすることを選んでいる」と、
言いながら、もしくは思いながら行うとのこと。

例えば、私だったら、
「今、私はブログを書くことを選んでいる」
「今、私は掃除をすることを選んでいる」
「今、私はお客様に営業のご案内の電話をかけることを選んでいる」
「今、私は自分の主張をしないということを選んでいる」
「今、私は感情的になるということを選んでいる」
のように。
これを一日中、えんえんとえんえんと続けていると、
今していること全ては、自分が自ら選んでやっていること、
という自覚が芽生えてくるそうだ。

私は始めたばかり。
一日中全ての行為を、といっても忘れてしまうこともある。
しかし、折に触れ、意識して思うようにしている。
それでどうなったか?
以前に比べて、仕事の達成感はある気がする。
「気」というのは、あまりにも不確かだが、
そういう気分であれば、
次の行動に取り組むスピードも早くなるだろうし、
物事の集中力もあがってくると思う。
それは、前進している感覚も得られるから、
よりすっきりして、睡眠の質だって上がる感じがする。

本当の意味で「自由」な人というのは、
「主体的な状態」を自らいつでも創れる人をいうと思う。

もしも自分が「やらされ感」で一杯の感じになったら、
即、開放しよう。
やることは、とてもシンプル。
「私は、今、○○○○○をすることを選んでいる」
そう、言うだけ。心で思うだけ。

騙されたつもりで、やってみてほしい。
今していることが、楽しくなってくるはず。
必ず。

・・・・・・・・・・・・

◆コーチング「実践! リーダーシップトレーニング」のご案内
あなたらしいリーダーシップを見つけ、
発揮できるようになる、
3ヶ月間全9回のマンツーマントレーニングです。
部下やメンバーのやる気はどうしたら育つのか、
どうしたら目標達成に向けて行動がおきるのか、続くのか。
その答えが見つかる三ヶ月間になるでしょう。
コーチ、つけてみませんか?
詳細はこちらをどうぞ。