コーチングは、相手が目標達成できるように、
  知識・スキル・ツールを棚卸しながら、
  個別対応でサポートし続けるコミュニケーション。
で、そういうコミュニケーションだから、次のことが起きる。(と思われる)

 話しながら、相手が気づく
 気づくから、物事を見る視点が増え、視野が広がる
 視点が増え、視野が広がるから、捉え方も幅が広がる
 すると、物事や人に対して臨機応変に柔軟に対応できるようになる
 柔軟に対応できるから、楽観性が高くなる
 楽観性が高くなれば、新しい物の見方、捉え方ができるようになる
 そうなれば、チャレンジできそうだな、と思えるようになる
 結果、行動が起きる

じゃないかなぁと、私は思っている。

よく聞かれるのは、
「部下や友人やお客様には有効なんだけど、家族には上手くいかなーい!」
という、苦笑いながらの感想だ。

家族に?
夫や妻や子どもに、自分で考えて、
自分で動くようになってほしい、ということ?
もっと前向きになってほしいということ?
今しているその行動が、いい方向に変わってほしいということ?
そもそも、やる気をもっとだしてほしいということ?

他にもあるだろうけれど、
まず、上記のように思っていたら、上手くいかないだろうな、と思う。
お互いの関係もかえって悪くなるかも?!

そもそも、人は他人から、ああだこうだと言われたくないものだし、
やる気や気づきを引き出してもらおう、なんて思っていない。
昔、茂木健一郎さん(脳科学者)の本で読んだことがあった。
人の脳はもともと自発的なのだと。
ということはだ。
自分と一緒にいると、そこに会話があろうがなかろうが、
思わずやる気がでてしまう、
やってみようかなと思ってしまう、など、
自分という存在が、
相手の小さな「やる気」を目覚めさせるだけの、
影響ある人であることのほうが重要だ。

そもそも、家族は、家族に安心感を求めているのでは?
一番気を遣いたくない、と思っているのでは?
それと、察するに家族というのは、お互いに「要求」しあう関係同士。
また、お互いに「私をわかってもらいたい」なんて欲求もあったりする。
しかも一番大切な存在であるにも関わらず、
だいたいは、一緒にいる時間が一番短い。

だから、家族といるときには、
コーチングスキルの中でも、
「信頼関係を創る」「アクティブリスニング」、これらのスキルだけで十分だ。
これらのスキルに、100%以上の愛情を込める。
それだけで十分。

家族という場が、
そういうコミュニケーションで満たされていれば、
人はポジティブな流れに自然にのっていく、はず。

まずは笑顔からですな、笑顔。
(自分に一番言い聞かせています。苦笑)

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