「猪俣さん、やっぱり企業は人なんだよ。
社員のやる気をどう引き出すか、それも本人の心の内側から湧き出てくる
「やる気」でないと長続きしないんだよね。」
先日、知人の経営者が真剣に声を振り絞るように話されました。
この方に限ったことではなく、多くの経営者や管理職の人たち共通の思いだと思います。
「自分で考え、行動し、結果に責任がもてる社員に育てていきたい。」
日頃からそう思うものの、しかし現実はなかなか厳しい。
部下の自発性をどのように引き出したらいいのか具体的な方法が見つからず、
結局、気づけば指示やアドバイスに頼らざるを得ない。
そこにジレンマを抱えている方がとても多いのは事実です。
そこで紹介するのが「コーチング」です。
コーチングとは、相手の自発的な行動を促すコミュニケーションをいいます。
マネジメントのツールとして、また人材育成のノウハウとして、
ビジネス界はもちろんのこと、医療・福祉、教育分野で学び、
部下の育成を通して組織の活性化へとつなげられています。
実は私自身、かつては部下との日頃のコミュニケーションが全く上手くいかず、
悩んでいた日々を送っていました。
何とかしたいと思い、
学び始めたのがコーチングです。
学んだことを無我夢中で職場のコミュニケーションに実践する日々でした。
すると、指示待ち族であった彼ら彼女らは次第に提案するようになり、
しかも仕事をしている時の表情も活き活きとしてきました。
しまいには、お客様から「どのように社員を育てているんですか?」と相談をいただくほどにまでなりました。
コーチングの何がそんなに機能するものなのか、
次回以降、それらを紹介してまいります。
彼ら彼女らのやる気の源泉、必ず見つかります。
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