帝国データバンク発行の『週刊帝国ニュース栃木県版』に、
「コーチング解体新書~やる気を引き出す源泉を探る」のタイトルで、
月に一回掲載させていただいていました。
2016年5月でありがたくも100回め。
初回は、2007年11月29日です。
およそ9年間。
節目と思い、100回目で最終回とさせていただきました。
しかし、よく続いたものです。
先方の担当者の方は、今までトータル四人いらっしゃいました。
その方たちのおかげだと思います。
というのは、彼ら彼女らから
「リアクション」があったことがとても大きいと思います。
初校を戻してくれる際、
メールにさりげなく感想を綴ってくださいました。
「読んでいてどうなるのかと、はらはらしましたが、
最後は上手くいったのですね。ほっとしました」
「『今、上手くいっていることは何か』
私も今度は自分に質問してみます」
「『なんでもっとこうしてくれないのか?』
他人にばかり求める自分を反省しました。
まずは自分ですね」
「先日、ある企業の社長さんが毎回楽しみにしていると、
おっしゃっていましたよ」
「これからは、私も部下の話を相手の目を見ながら、
相づちをうちながら、じっくり聞いてみます」
「続きは次回なのですね。今から楽しみで仕方がありません」
のように。
やはり私としてはいろいろと迷うわけです。
こんな内容でいいのか?
稚拙じゃないか?
わかりずらくないか?
しつこくないか?
実際に参考になるのか?
特に原稿を書きたての頃は、
確信がもてず、半信半疑で書いていました。
しかし、担当者からこのようなメールをいただくたびに、
「よかった!」
「よし、いける!」
「次回は何を書こうか」
プレッシャーを感じつつも、
表現したい意欲が内側からわいてきたものでした。
担当者からのメッセージは、
間違いなく、チャレンジしていこうとするエネルギーになりました。
そして、実際に行動し続けたという結果を生み出しました。
ところで2014年に、
『女性のためのリーダーシップ術』というタイトルで、
幻冬舎から出版しました。
何をどのように書いて構成するかと考える際に、
それまで書き連ねていた『コーチング解体新書』を読み直し、
テーマと項目を整理するところから始めました。
『コーチング解体新書』というベースがなければ、
この本の完成もありませんでした。
毎月、A4一枚の誌面をさいてくださったこと、
帝国データバンク宇都宮支店の皆さん、
本当にありがとうございました。
感謝申し上げます。
- その100 上司の「組織の成果の種」は、「質問」を含む「コーチング・カンバセーション」にあり) (2016.5.26)
- その99 あなたが自信に満ちたリーダーになるために(後編) (2016.4.28)
- その98 あなたが自信に満ちたリーダーになるために(前編) (2016.3.24)
- その97 真のリーダーは、「今」だけでなく「未来」にも影響を残せる人 (2016.2.25)
- その96 この前も同じことを訊きましたよね? (2016.1.26)
- その95 失敗から学ぶ? 学ぶことに失敗する? (2015.12.24)
- その94 大きな結果は、日頃のささやかなことから (2015.11.26)
- その93 考える人を育てましょう! (2015.10.22)
- その92 魅力的な未来を見せる、魅せる (2015.9.24)
- その91 実は、はっきり言ってもらいたい (2015.8.27)
- その90 決断を尊重する (2015.7.23)
- その89 お互いにどれくらい知っている? (2015.6.25)
- その88 「どう思う?」のパワフルな質問を活かすには (2015.5.28)
- その87 「小さな行動」が「小さな成功」になり、目標達成の原動力となる (2015.4.23)
- その86 相手がなかなか行動しなくて困っているならば「小さな行動」を見せてあげて (2015.3.26)
- その85 「この人の強みってなんだろう?」が部下の行動をひきだす (2015.2.26)
- その84 人は周りからの期待どおりになっていく (2015.1.29)
- その83 目標達成の「want」を引き出すには、「モデル」が鍵 (2014.12.25)
- その82 手をつけるべきは、「行動」よりも、その「背景」 (2014.11.27)
- その81 あなたはどれだけ人を大切にしているだろうか? (2014.10.23)
- その80 部下の上司への観察眼、あなどれがたし (2014.9.25)
- その79 常に、心の余裕を取り戻す術を備えておく (2014.8.28)
- その78 部下を「一人の人」として関心を持つって? (2014.7.24)
- その77 物語力(ストーリー・テリング)で行動を促す (2014.6.26)
- その76 今していることは、あなたにとってどんな意味があるの? (2014.5.22)
- その75 当事者意識を取りもどす質問 (2014.4.24)
- その74 今はどうなの? 現状がはっきりすれば、自ずとアイディアはわいてくる (2014.3.27)
- その73 人が「育ち」、「気づき」が目覚める「質問」をしよう (2014.2.27)
- その72 「お・き・づ・か・い」の効果たるもの (2014.1.23)
- その71 混乱させる、勇気ある? (2013.12.26)
- その70 「できる理由」をのびのびと描いてもらおう (2013.11.28)
- その69 すぐに答えを知りたがる人へのアプローチ (2013.10.24)
- その68 私はあの人を一人の人としてどれだけ認めている? (2013.9.26)
- その67 シンプルな法則。相手にアイディアを求め、実行する。それだけ。 (2013.8.22)
- その66 「Doing」よりも「Being」が部下を育てる (2013.7.25)
- その65 部下との「むか」っとくる場面、ウェルカム! (2013.6.27)
- その64 「コトバ」が伝染し、職場の雰囲気を創る (2013.5.23)
- その63 まず手をつけるべきは、関係性を創ること(その2) (2013.4.25)
- その62 まず手をつけるべきは、関係性を創ること(その1) (2013.3.28)
- その61 まさかのブレイクスルーは、あなたが起こす (2013.2.28)
- その60 上司として、あなたは部下にどんな影響を残している? (2013.1.31)
- その59 上司の仕事は部下のビジョンを描くこと。それも毎日。 (2012.12.27)
- その58 選択に迷ったら、ビジョンをつかえ! (2012.11.29)
- その57 「わかりません」に騙されることなかれ (2012.10.25)
- その56 どうやら「若い人」は年上が語る「ビジョン」にしびれるらしい (2012.9.27)
- その55 「感動」をもたらす人になろう (2012.8.23)
- その54 チームを活かす「結果」と「プロセス」両方の視点 (2012.7.26)
- その53 人は「自ら変わろうとする人」を前にしてこそ、変わろうとする (2012.6.28)
- その52 相手が考える「仕組み」をつくろう その3 (2012.5.24)
- その51 相手が考える「仕組み」をつくろう その2 (2012.4.26)
- その50 相手が考える「仕組み」をつくろう (2012.3.22)
- その49 成果をだすリーダーの一挙手一投足から学ぶ (2012.3.1)
- その48 上司からの「承認」が社風を創る (2012.1.26)
- その47 コトバの影響力 (2011.12.29)
- その46 「何」を言うのかよりも「誰」が言うのか (2011.12.8)
- その45 最前線のリーダーシップ、その発揮具合はどうですか? (2011.10.27)
- その44 部下をもしかして「道具」として見ていませんか? (2011.9.29)
- その43 相手と信頼関係を築くためにしていることは何ですか? (2011.8.25)
- その42 相手を変えたいと思うとき (2011.7.28)
- その41 相手の未来に希望を持ち続ける (2011.6.23)
- その40 あなたが部下の目標達成を軽やかにサポートするために (2011.5.26)
- その39 語られていないなかに真実がある (2011.4.28)
- その38 大変なときだからこそ (2011.3.31)
- その37 その気にさせる質問パワー (2011.2.24)
- その36 その人を知ったつもりにならないで (2011.1.27)
- その35 承認の力~言葉はビークル(乗り物) (2010.12.23)
- その34 「ほめてる」のになぜ変わらない?!と思っているあなたへ (2010.11.11)
- その33 フィードバック その4: フィードバックは鏡 (2010.9.16)
- その32 フィードバック その3: もらったフィードバックを活かそう (2010.8.12)
- その31 フィードバック その2: フィードバックを伝える5つのステップ (2010.7.15)
- その30 フィードバック その1: フィードバックは「今」と「未来」の架け橋 (2010.06.10)
- その29 問題は「相手」にある、から抜け出そう (2010.05.13)
- その28 愛情をもって本気で人とかかわる 2 (2010.04.01)
- その27 愛情をもって本気で人とかかわる (2010.02.25)
- その26 ビジョンのチカラ ここにあり (2010.01.28)
- その25 チームビルディング~全体のバランス&リクエスト (2009.12.17)
- その24 for you それとも for me (2009.11.19)
- その23 相手に興味・関心を持つということ (2009.10.15)
- その22 人の成長、その陰にモデルあり (2009.9.10)
- その21 部下の不平不満を成長にかえる (2009.8.13)
- その20 自分も相手も大切に コミュニケーションの成果をあげよう(下) (2009.7.16)
- その19 自分も相手も大切に コミュニケーションの成果をあげよう(上) (2009.6.11)
- その18 意見を求められる嬉しさ、自由に話せる楽しさ (2009.5.28)
- その17 それってあなたにとって本当の目標? (2009.4.16)
- その16 目先のゴールにとらわれない (2009.3.12)
- その15 リーダーへのサクセスストーリー ~相手の心に安心感をつくる (2009.2.12)
- その14 リーダーへのサクセスストーリー ~相手にあわせたコミュニケーションのとり方って、結局何?!(下) (2009.1.15)
- その13 リーダーへのサクセスストーリー ~相手にあわせたコミュニケーションのとり方って、結局何?!(上) (2008.12.11)
- その12 リーダーへのサクセスストーリー ~安心感で人を動かす(下) (2008.11.6)
- その11 リーダーへのサクセスストーリー ~安心感で人を動かす(上) (2008.10.9)
- その10 リーダーへのサクセスストーリー ~失敗に長居させない(下) (2008.9.4)
- その9 リーダーへのサクセスストーリー ~失敗に長居させない(上) (2008.8.6)
- その8 リーダーへのサクセスストーリー ~まずは自分がモデルになる (2008.7.3)
- その7 どうしてスタッフの話は聞けないのか? (2008.6.5)
- その6 自分が変わらなければ何も変わらない (2008.5.1)
- その5 ビジョンを語る、語らせる (2008.4.3)
- その4 わたしとあなた から わたしたちへ (2008.3.6)
- その3 心を動かす最高のほめ言葉 (2008.2.7)
- その2 コミュニケーションの主体は聞き手 (2007.12.27)
- その1 コーチングの前提~答えと能力は相手の内側にある~ (2007.11.29)