(前回からの続き。facebook「講志塾storyI」から転載)
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★自己紹介シーン5~今日はどういう研修なのか。研修創り手の思い
        ~セットアップはこうして決める!~

今日、私がこの研修で用意したのは、コーチングを学んで職場で実践してみて、
「やっぱりいい結果になるな」「効果的だったな」と思えたことを
整理してきました。
(※ 一般論ではなく、講師の実体験がベースになっているという期待感(わくわく感)をつくります)

ですので、私が経験したことや事例をお伝えしますが、
学ぶのは私だけからではありません。
(※ 大体の方は、ここで「え?」という顔をされます。
 猪俣さんは何を言っているのだろう? と。他に何があるの? と)

ここには、あなたの他に○○名の参加者がいます。
縁あって一緒になった参加者同士です。
その他の参加者からも多いに学べます。
上手くいったこと、いっていること、失敗したこと、など。
体験した話は真実ですから、一番参考になるのです。
もちろん、あなたの体験もです。
ですから、あなたも自分の体験を話してください。
私含めて、全員で学びあう時間にしていきましょう。
(※ この研修は「いつもの自分をだす」一日なのだ、
 という意識をセットアップします。
 他の参加者の話を一生懸命聞き、自分のことも話す日なのだ、
 というよい意味での緊張感を持ってもらいます)

コミュニケーションは机に向かって書きながら勉強するものではありません。
相手と膝をつきあわせながら、話す、聞く、の繰り返し。
それがコミュニケーションです。
だから、今日の研修では机は用意していません。
(※ 机がない理由を伝えます。学ぶにあたっての不安を解消のために)

では、最初のディスカッションにはいりましょう。
三人一組をつくります
皆さん、一斉に立っていただけますか? (こうして続く、続く)

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【解説】
はい、これが、私の自己紹介。
一番長いバージョンです。
研修テーマ、実施時間にあわせて、毎回カスタマイズしていますが、
シナリオはこんな感じです。
おそらく私の第一印象は、バリバリに仕事をする人、
仕事ができる人、というイメージかな?と。(実際はまったくもって反対!)
という私が、印刷会社という現場職で
心に痛いフィードバックをもらって云々・・・というあたりから、
受講者の皆さんの顔が上がります。
最初は俯き加減であっても。
ほっとされるのでしょう。
この講師は、自分たちと同じところにいるじゃない、みたいな。
それは私も大切にしているところで、
受講者の皆さんと「仲間」でありたい、と思っています。

エピローグ
に続く