タイトルは、中竹竜二さんの言葉だ。
早稲田大学ラグビー部の監督に就任後、
部員から「日本一オーラのない監督」といわれつつも、
翌年から2年連続で全国制覇を成し遂げた人。

中竹さんは次のように話している。

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リーダーになったときに、まずやるべきことは、
徹底的に自分自身を見つめること。
自分の本質を知るために、
これまで何を考えてきたか、ではなく、
何をしてきたか、という行動の面から自分を振り返ること。
自分自身があまりわかっていない状態では、
他人の考えに影響を受けてしまいかねない。
リーダーになった途端、スキルを磨こうと思う人は多い。
スキルは学べば身につく。
外部から自分の中に取り入れられるが、
スタイルは自分自身にもとから備わっている。
自分のスタイルを探すためには、
自分の良いところを探そうではなく、
自分は一体何にこだわっていて、
何が好きで、
何が嫌いなのかを見つめる必要がある。
不思議なことに、
自分自身をさらけ出せるようになると、
それに応じてその人の会社の売上も上がってくる。
・・・・

早稲田大学ラグビー部の監督時代に、
中竹さんが大事にしていたのは、
怒らない指導。
どんなことがあっても怒らずに相手の話を聞く、
というのが中竹さんスタイル。
どんなに周りから「あまい! なめられるぞ!」と言われようが、
それを貫き通した。
その一貫性がぶれない姿勢となり、
やがて部員は心を開き、信頼関係を築きながら、
全国制覇という輝かしい結果となった。

あなたのリーダーとしてのスタイルは何?

私は何だろう?
ひとつは、「部下やメンバーの愚痴は絶対言葉にしない」
こと。
何故?
そのあたりを次回は書いてみよう。
あなたが「自分のスタイル」を見つける参考になればと思う。

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