3月はどこもかしこも忙しい時期。
年度末、来年度の計画、異動、などなど。
かくいう私もここ最近は気持ちが焦る状態がまことに多い。
さきほどなど、
「今度の水曜日の研修準備、準備!」とばたばたしていたが、
はたと気づいたら、それは再来週の水曜日だったことが発覚。
今が3月の何日、というのも頭の中でどこかに流れてしまったようだ。
そんな中、先日、友人が、
拙著の最終章がとても役立ったということを伝えてくれた。
読んで、気持ちがとても落ち着いたそうだ。
ということで、少し要約しながらここで抜き出してみよう。
『女性のためのリーダーシップ術』より
P259~
心の余裕がなければ、
どうしても今に集中できない。
意識はどうしても、
相手のためにというよりも、
自分の今をクリアするためにどうするか、と
自分に向いてしまう。
そんな時は、心の余裕を取り戻すことを意識しよう。
しかし、疲れている心で、
心を変えようとしても上手くいかない。
じゃあ、どうやって?
身体を使って乗り越えよう。
なぜなら、脳は身体状況しかわからないので、
口角をあげれば、笑顔でいるのだなと脳は解釈し、
笑顔ならば、楽しい、面白いとう気持ちを起こすから。
具体的には?
顔を上げる
口角を上げる
背筋を伸ばす
胸を張る
声を出して笑う
声のトーンを高くする
声を大きくする
深呼吸する
颯爽と歩く
運動する
大きく伸びをする
ストレッチする
など
緊張がほぐれ、余裕が生まれるのを感じるはず。
余裕が生まれれば、物事の捉え方が広がる。
視野も広がり、客観性を取り戻せる。
集中力も高くなる。
適切な判断もできるようになる。
すると決断のスピードが速くなる。
自分がそういう状態であれば、
自分を見ている周囲もそうなっていく。
心の余裕。
いつでも、どこでも、取り戻せるように。
「忙しい」と感じた時こそ、まず五分。
時間を優先してとってみたらどうだろう。
心のメンテナンスだ。
よりよい自分を感じられる、
自分自身であるために。