2008年北京オリンピック。
日本女子ソフトボールチームが死闘を繰り広げ、
強敵アメリカを下して、金メダル!!!
日本中がわいたあの物語。
選手たちのあの情熱はどこから来たのか。
あれほどまでの結束したチームはどうやって出来たのか。
あの高いモチベーションは何だったのか。

後で知った。
チーム結成時に、選手たちは考えに考えに考えたそうだ。
  私たちはなんのために、金メダルをとるのか
コーチや監督がその答えを与えるのではなく、
選手たち自信がその答えを探す。
探して探して探し続けた結果、でた答えはこうだった。

ソフトボール種目は、
北京を最後にオリンピック競技種目からなくなる。
しかし、日本には「いつかはオリンピックに出たい」と
夢をもってソフトボールを練習する若い子たちがたくさんいる。
私たちが金メダルをとれば、
そういう子たちの希望になれる。
いつかまたオリンピック種目に復活するまで、
その時まで夢をあきらめないように。
そのために、私たちは金メダルをとる。

選手たちはその思いで、戦い続けた。
その結果が、金メダル。
優勝が決まった瞬間、涙した人たちは多かった。

結果を出すまでの道のりは、決してやさしくない。
辛く、厳しく、あきらめそうになり、投げ出しそうになる。
それでもその目標にたどり着きたいと心底思えるためには、
そう、彼女ら女子ソフトボールの選手たちのように、
「なんのために、私はそれをするのか」という、
目的しかない。

  なんのために、するの?
  それをすることは、あなたにとってどんな意味があるの?
  達成したら、あなたにとってどんないいとがあるの?

思わず達成したくなる目標にするための質問?
そんなのは、この3つで十分。
人は意味のないことに意欲はわかない。
裏返せば、自分で意味づけできたことは、とことんやり続けられる。
モチベーションが高い、低い、という表現があるが、
そもそも、モチベーションの意味は「動機」だ。

上記の3つ問い。
まずは自分にしてみよう。
そうして、常に自分なりの答えを備えていよう。
その答えを備えられている人から問われる質問でなければ、
人の心は動かない。

  何のために?
  どんな意味があるの?
  どんないいことがあるの?

目標を無味乾燥なものなんかしない。
目標があるからこそ、成長できる。
目標をそんな意味あるものにしていこう。

追伸
東京オリンピックで、
念願叶ってソフトボールは種目に追加。
おめでとう!

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