こんにちは。猪俣恭子です。
こちらのブログに初めての投稿です。
HPをリニューアルしてからこのかた、
さて、何を書こう? と
つらつらと思いめぐらしていました。

ところで私ごとで恐縮ですが、
6月に本を出版しました。
『女性のためのリーダーシップ術』という本です。
よく「書くことは好きですか?」と訊かれます。
もう一つのブログ、「曇りのち晴れ、ときとぎエッセー~きっと上手くいく」
のようなスタイルで、気の向くままに言葉を綴るのは確かに好きです。
ですが、ちゃーんとした『本』というカタチで
一冊のものを仕上げるというのは、
本音をいえば、非常に辛いものでした。

同じ接続詞が続いていないか、
「 、」をどこに置くとリズムが生まれるか、
読み手に場面が浮かぶような具体的な内容になっているか、
反対に「重すぎ」ないか、「シリアス」になっていないか、
結論に紐づく事例になっているか、
なぜ私がそう思うのか、の根拠は何か、
説明調になっていないか、

日頃あまり考えないことを考え尽くし、
執筆が終わったときは、疲労困憊でした。

いえいえ、
なにも大変だったということを
言いたいわけではありません。
それだけこんをつめたもの故に、
「部下育成のヒント」なるもの、
拙著でほぼ100%だしきったということなのです。
はい、他に「題材」があまり見当たらない…!

困った…。

いっそのこと、HPのデザイナーの方に頭を下げて、
公式ブログのタイトルを変えようか、
新しくバナーを作りかえてもらおうか、
とまで思いましたが、さて、待てと。

「それって本当? 本当に、本当に、全部出しきりましたか?」

コーチがよく使う質問を我にしてみれば、
いや、そんなこともないんじゃないの? と。
拙著でまだふれていないことも、
あるんじゃないの? と。

そして、もうひとつ。
アイディアが浮かびました。

拙著の構成は全40項目。
各項目を書くにいたった背景など、
著者ならではの「ウラ話」を綴ってみようか。
聞こえのいい表現だと、
「メイキング」とか、「舞台裏」に密着…、
という感じですね。

つまり、『女性のためのリーダーシップ術』B面、
という位置づけになりますが、
それはそれなりに、
読めば「部下育成のヒント」が散りばめられるんじゃないかな、と。

そういえば、思い出しました。
タイトルのことをよく訊かれるんです。
「なぜに、『女性のための』とつけたんですか?」
男性が読んでも、まったく違和感ない内容じゃないですか?」

結果には必ず理由があります。
どんな「舞台裏」がそこでは繰り広げられていたのか。
次回はそれについてお話ししましょう。

こちらのブログでも長いおつきあいになります。
くすっと笑えるような、
でも参考になるような、
しみじみくるような、
よっしゃ、頑張ってみるか、と余韻残るような
あなたにとって、そんな時間になれば幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

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今日の言葉
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「それって本当?」

やっぱりこの質問はいいですね。
とってもシンプルだけど、
心のふか~いところまで、
答えを探したくなる「問い」です。