働き方改革云々、世間は騒がしい。
昨日の日経新聞にも一面にばーん!と掲載されていた。
今年度に続き、来年度の各企業の研修計画のキーワードも、
もちろん「働き方改革」だろう。
とはいえ、最も大切なことは、
そこで働いている一人ひとりの「人」だ。
どんな制度の中にいようが、
自分の心身は自分で整えられる術も身につけていたい。
特に「気持ち」の部分。
意欲とかモチベーションとか言われるが、
どんな環境にあろうが、どんな風が吹こうが、
ちょっと横揺れしたとしても、
しっかり立っていられる自分でありたい。

じゃあ、心の平穏を自ら創るために、
今からすぐできることは?
とっても簡単なことを紹介しよう。
結論はコトバの影響力を知り、
コトバを使いこなすこと。

それに関し、以前、『所さんの目がテン』というテレビ番組で、
放映されていたことは示唆深い。
それを紹介しよう。

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テーマ/京菓子に名前に隠された秘密とは?

京菓子は、京都1200年の文化の結晶とも呼べるもの。
色鮮やかで素材にもこだわった京菓子は、
お土産や贈り物としても大人気。
その秘密はどこにあるのかと老舗の京菓子屋さんに話しを伺う。
すると、「京菓子は名前まで味わうお菓子」なのだと。
例えば、春の桜をイメージした京菓子「里桜」。
夏の青空の下で大輪を咲かせる「ひまわり」。
このように、京菓子には季節感を表した美しい名前が付けられている。
しかし、ほんとうに、名前が味わいに影響することがあるのだろうか?
そこで、実際に販売している京菓子を使って実験をする。
実験に使う京菓子は、秋をイメージした、その名も「紅葉(もみじ)」。
この「紅葉」を、別に名前にして食べたら味わいは変わるのか?
被験者は五人。
どちらの名前のほうが美味しいかを判定してもらう。
まずは、本当の名前「紅葉」で提供。
食べ終わったら、五人には、一度お茶を飲んでもらい口の中をリセット。
続いての試食は、一回目と見た目も味も全く同じ京菓子。
しかし、名前は京都の方言にちなんで「ドスエボール」。
一回目と同様、しっかり味わって試食してもらう
そして試食後。
五人に、どちらか美味しかったか札を上げて判定してもらう。

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その結果は・・・?
その五人はどちらの札を上げたと思う?
その理由は?

続きは次回に。

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