今日は、ニーチェの言葉から。

  あまりに完璧なものを見たとき、
  我々は「どうしたらあんなふうになれるのか」とは考えない。

  芸術家のすばらしい作品を見ても、
  それがどれほどの努力と鍛錬に裏打ちされているかを
  見抜ける人はいない。
  そのほうが好都合といっていい。
  気の遠くなるような努力のたまものだと知ったら、
  感動が薄れるかもしれないから。

  天才というのは神がかった存在だと思えば、
  それにくらべて引け目を感じる必要がないからだ。

「あの人は特別だから」
「あの人はもともと優秀だから」
「あの人はセンスがあるから」
「あの人は以前〇〇の仕事の経験があるから」
「あの人は・・・、あの人は・・・、」

もちろんそういう事実もあろう。
しかし、そういって“あきらめて”しまっていないか?
そういって“現状をちゃんと見ない”で、
目をふさいでしまっているところはないか?
“自分なんて所詮このレベル”と
努力することから逃げていないか?

これらの問い全てに“yes”だったら、まずいのか?
そんことはない。
生きていくうえでは、
何かをあきらめることはあってもいいし、
現状から目を背けたって構わないし、
努力する代わりに、ラクな道を選んだって構こっちゃない。

しかしそうだとしたら、
人に対して、あれこれ愚痴を言うのはやめよう。
噂話もやめよう。
自分の価値を下げるだけ。
そう客観的に見えているのは、
自分よりも、むしろ周囲の人たちのほう。

自分のことは棚に上げて、
他人への不平不満を言い放つ。
それこそ自分に価値を下げる、
世の中で最も簡単な方法。

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