『幸福優位7つの法則』という本に、興味深いことが載っていた。

経験豊かな医者に次のようなことをしてもらった。
架空の患者の症状や病歴を読み上げ、診断してもらうのだが、
それぞれのチームごとに事前に違うことをしてもらった。
Aチームの医者には、事前になにもしない。
Bチームの医者には、事前に医療関係の記事を読んでもう。
Cチームの医者には、事前にキャンディをあげた。

さて、どのチームがより正確に早く診断しただろうか?

答は、Cチームだ。
Cチームは、他の二チームと比べ、
二倍もの速さで正確に診断したそうだ。

ここからよみとれることは、
「いい気分」をつくってから仕事にとりかかったほうが、
作業がはかどりミスも減る、ということ。

ということはだ。
何か物事に取り組む前に、
自分や相手に対して「いい気分」をつくるよう働きかけることは、
大きな意味があると言える。

じゃあ、どんなふうに「いい気分」をつくる?
アイコンタクトで笑顔で挨拶する?
感謝やねぎらいの言葉をかける?
お菓子を配る?

人は不機嫌な日より、気分がよい日のほうが、
創造的なアイディアが生まれる可能性は50%高いと言われる。
「いい気分」を意識してつくろう。
きっと生産性が変わってくる。

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