猪俣恭子の
メンターコーチングへのビジョン
メンターコーチングへのビジョン
メンターコーチングコンピテンシーモデルに準拠したメンターコーチが、今、望まれています。
メンターコーチングの質はコーチが提供するコーチングの質にダイレクトに反映します。
ですから、コーチにとってその信頼性と有効性の高いメンターコーチングを誰から受けるかは、大変重要なことです。
メンターコーチがすることは、メンターコーチングクライアントが、もっとコーチングが好きになり、面白くなるような時間をつくることです。
コーチングをしながら、受けながら、学びながら、「自分らしく生きている充実感」を手に入れてもらうことです。
それは、決してPCCマーカーの一つひとつの項目にチェックが入るための指導をすることではありません。
PCCマーカーは、一つひとつの項目が相まって一つの世界を織りなしています。
そこには、「人々が気づきと出会い、よき習慣がデザインでき、自分という人を表現しながら、周囲とともに幸せになる」ためのセオリーがほとばしっています。
それを物語のように語ることこそ、メンターコーチの役割といってよいでしょう。
(そのためにはそれらの上位概念である倫理規定、コア・コンピテンシーの理解も必要です)
そのようなメンターコーチングを受けたコーチは、スキルを駆使するだけのコーチングから解放されます。
人が内面から変容していくことを支援する、豊かなコーチングを自然につくりあげられるようになります。
メンターコーチングの質を上げること。それは、巡り巡って幸福感満ちる社会に貢献することと言っても過言ではありません。
それくらいの価値あることなのです。
メンターコーチングというのは。
一緒にそのようなメンターコーチを目指して、ともに学び、磨き、高めあっていきませんか?
それが私のメンターコーチングに日々抱いているビジョンです。
メンターコーチへの道
プログラム目的
プログラム目的
ICFでは、メンターコーチングをコーチ資格申請者が目指す資格レベルに求められるコーチングの能力のレベルを達成し、それが実施できるように専門的な支援を提供することとしています。
メンターコーチングは、資格申請の重要な要素の一つに位置づけられています。
具体的には、コーチングセッションの観察またはレコーディングに基づいて、協働的で、有益な見解を含む、対話的なプロセスでコーチングとフィードバックを行うものです。
メンターコーチングクライアントがメンターコーチの声に耳を傾け、フィードバックを得ると同時に、振り返りと練習を可能にするため、ACC/PCC/MCCの資格認定またはACCの資格更新に必須とされるメンターコーチングは、長期間(最低3ヶ月)にわたって行われる必要があります。
その重要性を鑑み、このたびICFでは、新たに「ICFメンターコーチングコンピテンシーモデル」を開発し、発表しました。
プロフェッショナルなコーチにとって、とかくメンターコーチは大切な存在です。
メンターコーチとのセッションによって、コーチングスキルは古びることなくアップデートされます。
自ずとコーチのプレゼンスも磨かれ、人を全容的に理解できるようになります。

一方、私たちは、主に以下のような場面で、メンターコーチとしてのスキルアップの必要を感じるのではないでしょうか。
例えば、
□ コーチから「メンターになってください」と言われた。嬉しいものの、さてどうやったらいいものかと戸惑う。
□ ICFの資格にチャレンジするためのものなので合否のプレッシャーを感じる。相手に合わせた効果的なメンターコーチングセッションをしたいが、方法がよくわからない。
□ PCCマーカーの各項目について、具体的にコーチが何をしていたらチェックがつくのかを十分に理解しているわけではない。そのため、コーチングセッションのフィードバックをPCCマーカーに沿って行う時に確信が持てない。
□ メンターコーチングクライアントのスキルアップのための有効なプランの作り方がわからない。
□ メンターコーチからのサポートのみならず、自分で自分のコーチングをメンターコーチングできるくらいの能力を高めたい。
□ メンターコーチとしての視点を増やし、より幅広く効果的なメンターコーチングができるようになりたい。
当てはまるものがあれば、今から準備していきましょう!
ICFメンターコーチングコンピテンシーを理解し実践することで、専門性と卓越性を備えた多くのメンターコーチが活躍している。
そんな世界は目指すものではなく、既にあるものです。
「メンターコーチへの道」プログラムは、ご自身のメンターコーチとしての可能性の扉を開く、そして道を拓くものになるに違いありません。
メンターコーチングの定義
ICF Definition of Mentor Coaching
Mentor coaching is a collaborative learning process through which coaches receive feedback based on observed or recorded sessions to support them in further developing their unique coaching style and coaching skills in alignment with the ICF Core Competencies.
メンターコーチングの定義
メンターコーチングは、協働的な学習プロセスです。
コーチは、ICFのコア・コンピテンシーと一致したコーチングスキルとコーチングスタイル(そのコーチならではのスタイル、特徴など)のさらなる開発のサポートのために、観察された、もしくは録音されたセッションに基づいてのフィードバックをメンターコーチから受け取ります。
メンターコーチング コンピテンシーモデル

プログラム構成
募集要件
- ICF認定のACC、PCC、MCCの方
- 既にメンターコーチングを実践している方
- メンターコーチングの経験はないけれども、今後のために学びたい方
第1章ːファウンデーション(礎)編
コーチングが楽しくなる、面白くなる、好きになる
コア・コンピテンシーはコーチングの森。散策を楽しむかのように、
- PCCマーカー3~8の37項目をICFコーチングの定義およびコア・コンピテンシーと関連性を意味づけながら、メンターコーチとしての立場から自分の言葉で解説し語れるようになる。
- PCCマーカー3~8の37項目について、ACC、PCC、MCCのコーチングの違いについてイメージが描ける
第2章ːスペシャリスト編
リアルなセッションを通して、コーチングの醍醐味を堪能する
- リアルなコーチングセッションの教材を観察して、PCCマーカー3~8の37項目について、ACC、PCC、MCCのコーチングの違いを具体的に説明できる。
- メンターコーチングクライアントの個性やスタイルにあったトレーニングプランがデザインできる。
第3章ːエキスパート編
メンターコーチのマスターの称号を得る(修了試験あり)
リアルなメンターコーチングクライアントのケースを扱う。
メンターコーチングクライアントの目指す状態に向けて、強みと課題を整理し、トレーニングプランをデザインする。
これらの取り組みを参加メンバーでシェアし、メンターコーチングの視点を増やす。
修了試験に合格すると、マスターの称号を得ます。
日程・内容
第1期 第1章ːファウンデーション(礎)編
[申込期間:3月3日(月)~ 4月18日(金)]
定員となりましたので、お申し込みを締め切らせていただきました
開催日 | 内容 | |
---|---|---|
1 | 4月25日(金) | オリエンテーション メンターコーチングコンピテンシーの理解 |
2 | 5月9日(金) | PCCマーカ-3「合意の確立と維持」 |
3 | 5月16日(金) | PCCマーカ-4「信頼と安全を育む」 |
4 | 5月23日(金) | PCCマーカ-5「今ここにあり続ける」 |
5 | 6月6日(金) | PCCマーカ-6「積極的傾聴」 |
6 | 6月13日(金) | PCCマーカ-7「気づきを引き起こす」 |
7 | 6月20日(金) | PCCマーカ-7「気づきを引き起こす」 |
8 | 7月4日(金) | PCCマーカ-8「クライアントの成長を促進する」 |
9 | 7月11日(金) | PCCマーカ-8「クライアントの成長を促進する」 |
10 | 7月18日(金) | 成果の振り返り、今後の学習プラン、質問など |
実施時間ː9時~12時 (オンライン)
定員ː11名 (最小催行人数3名)
・内容
(1)PCCマーカー3~8の37項目をICFコーチングの定義およびコア・コンピテンシーと関連性を意味づけながら、自分の言葉で解説し語れるようになる。
(2)PCCマーカー3~8の37項目について、ACC、PCC、MCCのコーチングの違いについてイメージが描ける
・各回の事前ワーク及びHomework
(1)事前ワーク:各回を通し、上記の「内容」について整理してくる。
(2)Homework:クラス終了後、上記「内容」についてレポートを提出する。
・1on1について
6月9日㈪~19日㈭の期間に猪俣恭子MCCと1on1あり。(50分間)
(エピソード0、エピソード1に参加された方は、もう一回1on1あり。<10回終了後>)
・受講費用
330,000円(税込)
・ICF資格更新単位(CCE)
・30単位(RD)
第2期 第1章ːファウンデーション(礎)編
[申込期間:7月9日(水)~ 8月23日(土)]
開催日 | 内容 | |
---|---|---|
1 | 8月30日(土) | オリエンテーション メンターコーチングコンピテンシーの理解 |
2 | 9月6日(土) | PCCマーカ-3「合意の確立と維持」 |
3 | 9月13日(土) | PCCマーカ-4「信頼と安全を育む」 |
4 | 9月20日(土) | PCCマーカ-5「今ここにあり続ける」 |
5 | 10月4日(土) | PCCマーカ-6「積極的傾聴」 |
6 | 10月11日(土) | PCCマーカ-7「気づきを引き起こす」 |
7 | 10月18日(土) | PCCマーカ-7「気づきを引き起こす」 |
8 | 11月1日(土) | PCCマーカ-8「クライアントの成長を促進する」 |
9 | 11月8日(土) | PCCマーカ-8「クライアントの成長を促進する」 |
10 | 11月15日(土) | 成果の振り返り、今後の学習プラン、質問など |
実施時間ː9時~12時 (オンライン)
定員ː11名 (最小催行人数3名)
・内容
(1)PCCマーカー3~8の37項目をICFコーチングの定義およびコア・コンピテンシーと関連性を意味づけながら、自分の言葉で解説し語れるようになる。
(2)PCCマーカー3~8の37項目について、ACC、PCC、MCCのコーチングの違いについてイメージが描ける
・各回の事前ワーク及びHomework
(1)事前ワーク:各回を通し、上記の「内容」について整理してくる。
(2)Homework:クラス終了後、上記「内容」についてレポートを提出する。
・1on1について
6月9日㈪~19日㈭の期間に猪俣恭子MCCと1on1あり。(50分間)
(エピソード0、エピソード1に参加された方は、もう一回1on1あり。<10回終了後>)
・受講費用
330,000円(税込)
・振替日受講
2026年開催の第3期で振替受講可能です。
・ICF資格更新単位(CCE)
・30単位(RD)