こんにちは。storyIの猪俣恭子です。
4月に鳥取県は三朝温泉へ、三泊四日で旅しました。
旅とは非日常ゆえ、日常生活では気づけないことが起こります。
一番の気づきは「質問」です。
私はコーチングの仕事をしていますから、「質問」することは技術の一つ。
さて、旅の最中に生まれ出た質問は、ざっとこんな感じです。
「一番、近いガソリンスタンドはどこですか?」
「どれくらい時間がかかりますか?」
「どこで降りればいいですか?」
「●●まで、いくらかかりますか?」
「このお菓子の賞味期限は、いつまでですか?」
「どうやって行くのがいいですか?」
「何時から営業しますか?」
「停留所まで、何分かかりますか?」
「あの団体さんは、いつまで泊まりますか?」
「このお湯の温度は、何度ですか?」
まさに絵に書いたような「自分が判断するために情報をとる質問」の、オンパレードです。
なるほど・・・!
今、今、今。
その今、自分が生き延びるためにどんな行動をとればいいのか。
そう、自分が生き延びるための質問ですよ。
しかし、そんななかでも「コーチングで使う質問」も使っていましたっけ。
その時は、そう、相手に対して、またモノに対して「あくなき好奇心」が生まれていた時です。
例えば、カフェのオーナーとおしゃべりをしていた時。
そのオーナーは大阪から倉吉に移住したと言います。
「実際にこちらに住んでみて、どうでしたか?」
「この古民家を選んだのは、どういう考えがあってですか?」
「移住して一番よかったことは、何ですか?」
「どうして、その仕事をしたいと思ったんですか?」
「モノ」に対してというところでは、宿の石庭前にて。
「こちらの石庭の砂紋は、どれくらいの頻度で書き直すんですか?」
「書くときの工夫は、何ですか?」
など。
その「好奇心」の先に、自分が何をするかなんていう答えはないんですよ。
コーチングのような質問が生まれる前提には「相手とただ、一緒にいることを味わう」、そんなゆとりがあってこそ。
いつもと違うところにいて勝手がわからない…とか、予定外のことが起きてプチ緊急事態に陥る…とか、余裕がない時には、どうしても自分自身に矢印が向いてしまいます。
じゃあ、どうするの?
ですよね。
まずは「余裕」をつくりだすべく、未完了の感覚を減らすことに取りかかります。
そしてやっぱり、「睡眠時間を整えること」でしょう。
身体と脳を休める時間をとっていれば、万が一の緊急事態でも、余裕を導くことができます。
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