こんにちは。storyIの猪俣恭子です。

MOTERHOUSEからダイレクトメールが届く。郵便にて。

あれ、珍しいなあ。
久しぶりに目にするブランドだ。

何せ、私は部類の革好き、特にbagには目がない。
工芸品として。

革の選定、職人技術、デザイン、機能性、そしてそこに込めた作り手の意志。
bagというカタチの中に「美意識」がいっぱい詰まっている。

封筒を開ける。
代表の山口絵理子さんのメッセージは、やっぱりいい。
要所要所素敵なところを抜粋すると、

・はじまりのとき、一緒にいられるバッグを。
・機能的なだけでなく、身に着ける人の心もちょっと軽くしてくれる
・一緒に頑張る相棒のような存在

などなど。

コーチングの時も、「言葉が相手に伝わるのではない。言葉に乗ったこちら側の感情、意図、考え」が相手に伝わる、それが真実、なるものがある。
MOTERHOUSEが支持されるのは、なんといっても「途上国から世界に通用するブランドをつくる」がある故。
共鳴、共感、そして未来さえ私たちに感じさせてくれる。

私も一つ持っている。
それが写真のコロンとした小さなバッグ。

ちょうどコロナが始まった時で、自宅にこもり、人と会うことがはばかれてしまっていたあの頃。
気分を明るくしたいと思って、赤いBagを身近に置いて眺めていたい、それでオンラインで買ったものだ。

ああ、まさに私を支えていてくれたものだったなあ。
大切な大切なことを思い出す。

ダイレクトメールには「無料のレザーケアチケット」も入っていた。
使用は一回だが、3名まで利用できるそうだ。
うまいなあ。

顧客を店舗に促し、そしてなんだったら友人も誘って一緒に行こうかな、なんて気にさせてくれる。
MOTERHOUSEの顧客維持、リテンションマーケティングのチラリズム、ここにあり。
しかし、企業の本気度もそこに見る。

コロンとした赤いBagよ。
今年の相棒度合は昨年よりも上がるな。確実に。