こんにちは。storyIの猪俣恭子です。
愛読書の一冊に、『未来を変えるコーチング A to Z』(ヘスン・ムーン著)がある。
その著者の出版記念講演セミナーにも参加したくらいだ。
最も心うたれた文章がある。
不安を人が口にするのは、将来が不安だから、心配だから。
そのことが自分にとって大事だから。
大事に思っているから心配や不安を口にするのだ。
私はやることのターゲットを決めたら、つべこべ言わず「できる方向」のみに焦点をあてて、日々の優先順位を決めて動きたいほう。
だから、周囲から「できない、無理、どうしよう」という声を聴くと、モチベーションが下がる。
「それは言い訳じゃないの?」と評価してしまう。
しかし、「それは愚痴だ」と決めつけてしまうことで、大切な何かを見失っていることに気づいた。
相手が大事に思っていることを見ようともしていなかったのではないかと。
「言葉」の向こう側には、「将来への期待や望み」がある。
将来を大事に思っているからこそ、心配や不安を口にする。
人への眼差しが、また少し温かくなれそうな気がする。
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