こんにちは。storyIの猪俣恭子です。
認知症やうつ、薬物・アルコール中毒、貧困、引きこもり。
様々な問題に苦しむ人々を手術や薬などの医療だけではなく、社会のネットワークで支えようというのが、
「社会的処方(social prescribing)」。
ウェルビーイングにつながるとして注目を集めているそうだ。
実践の場として美術館や博物館への期待は大きい。
以前の美術館や博物館の役割意義は、芸術作品の保存や展示だけでなく、芸術作品の研究や解釈、芸術教育の場としての機能、文化交流の促進など。
令和の時代になって、期待されることが大きく変わった。
この「ケア」とのかけあわせ。 いろんなところで、もっとできそうだ。
テーマパークとケア、
図書館とケア、
公園とケア、
百貨店とケア、
などなど。
さて、コーチングとケア。
かねてからある概念だろうが、より強化するには?
コーチングの根幹的スキルの「聴く」の「聴」の字。
「聴す」(ゆるす) という使われ方もある。
相手の話を聴くとは、相手が話をしてもよいということを「ゆるす」、
相手の話を聴くことを選んだ自分を「ゆるす」、
相手からしたら「自分の話をする自分」を「ゆるす」。
そんな意味があるとしたら・・・?
癒し、そのものだ。
コーチング×ケア。
「聴く」というスキルと行為に、もっと私たちは価値を置いてもよいのではないか。
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