こんにちは。storyIの猪俣恭子です。
あなたの今の仕事に隠れる強みをどうやって見つけて、どう伸ばすのか。
その第4ステップのキーワードは、「強みのアピール」です。
周りに「私はこれが得意」とアピールして、強みが活かせそうな仕事に積極的に手を挙げてみましょう。
得意なことをアピールしておけば、周りから「じゃあ、これやってみない?」とチャンスが来ます。
失敗したら恥ずかしいから言わないでおこう、という考えは禁物です。
もしも「失敗したらどうしよう。私なんて・・・」と感じたら、今までのステップを振り返ってみましょう。
ステップ1「自分を認める」、ステップ2「強みと弱みの発見」、ステップ3「強みを伸ばす」のそれぞれのプロセスで、自分の強みと静かに対話をする時間をとりましょう。
強みも放っておくと、さびれてしまいます。
「今日のオンラインミーテイングでの私のプレゼンはどうだった?」など、周囲にアドバイスをもらいながら、定期的にチェックしてください。
4つのステップを通して、強みと弱みがクリアになったら、自分自身の「取扱い説明書」を作成するのもおすすめです。
例えば、「特徴」だったら、
- 様々な人の意見を聞けます。
- 立場が上の人の前でも、はっきり意見を言えます。
- チャートを使ったわかりやすい資料作成が得意です。
そして、「モチベーションが上がる時」として、
- 仕事が早い、と褒められるとやる気がでます。
- 他の方の意見を聞いていると、アイディアが浮かびます。
- 幅広いリサーチが得意です。
さらに、「要注意! こんなときはやる気がでない時」として、
- 急に仕事を振られて期限が短いと、一気に緊張します。
- 会議の進行がだらだらしていると、イラっときます。
- 上司からわかりにくい指示が続くと、ストレスがたまります。
このようにどんな時にモチベーションが上がり、どんな時にイライラするのかを書き出すのです。
事前にわかっていれば、平常心を保てるようになります。
13回続いた「強み」シリーズも今回で最終回です。
自分と他人は全く違う資質があり、強みも弱みも違います。
自分に難なくできることが他人にはなかなかできないという可能性がありますし、その逆も然りです。
そのことを理解すれば、自分のやり方を他人に押しつけたり、他人の言動に不必要に傷つくことも少なくなります。
よりよく生きるうえでも、自分と他人の「強み」をちゃんと認めてあげることは大切なことですよね。
さて、次回からは、コミュニケシーョンスキルの「質問」を切り口に、よりよく生きることを探求する新しいシリーズを始めます。
どうぞお楽しみに!
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