こんにちは。storyIの猪俣恭子です。
LOGOSの社長、柴田茂樹さんの言葉が印象的でした。
ちなみに、LOGOSとは「家族が楽しめるキャンプ・BBQの製品やウエアを展開・発信する総合アウトドアブランド」の会社です。
「もう海はダメだ。陸へ上がろう」
新しい事業に乗り出した時に、思った言葉だそうです。
海の中にずっと生きてきたのだから、居心地がよい。
勝手もわかっている。
陸に出るだって?!
何が起こるかわからない。
勝ち目だってあるのか。
しかし、海の中にずっといても、未来は現状のまま。
思い切って、陸に上がって、勝負ができる分野に名乗りをあげていこう。
どれだけの人がそうできることでしょうか。
今まで生きてきた枠の中にいると、そこから出ることを想像しただけで「あれはこうだからできない」と、できない条件ばかりを口にしてしまいがちです。
これに関し、以前、印刷会社で働いていたときのことを思い出しました。
私が「顧客向けに研修サービス事業もやってみたらどうか?」と提案したときのことです。
「印刷会社が印刷しなくなったら、もう終わりだ」
「なぜ、印刷会社が研修事業なんかするんだ」
という意見が多数あり、私はそれに折れてしまいました。
しかし、今だから思います。
そんなに簡単に折れることはなかったのです。
そういう意見も大切に、例えば新規事業を展開する際の具体的な準備や事業計画、想定リスクも考えたうえで、他の方たちに示してあげればよかったのです。
それも一人でやるのではなく、誰かの力を借りながら。
もしも社内でそれが得られないのであれば、社外の誰かの力を借りながら。
そう、私自身が「海」から「陸」に上がるために。
〇〇だからできない。
そういう声が、心のなかで聞こえたら?
本当にそうなの?
とポジティブに疑ってみましょう。
できるとしたら、どんな方法があるのか、と。
いつまで海にいるつもり?
陸には上がらないの?
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