こんにちは。storyIの猪俣恭子です。

日経夕刊「私のリーダー論」に、野村アセットマネジメントのCEO兼社長、中川順子さんのインタビュー記事がありました。

全て読み応えがありましたが、ここで一つとりあげるなら、「鈍感」というキーワードです。

『女性だから不利と思ったことはないか』との質問に、中川さんはこう答えています。

「社内ではほとんど感じませんでした。上司が守ってくれたと思います。
顧客企業から担当者が女性では困る、と言われたことはあったようです。

社内でも内線電話を私がとって対応したときに『誰かいる?』と聞かれたことはありました。『私がいますけど』と答えました。
鈍感なので、気にしませんでした。」

これ、とても大切じゃないですか。

あれこれ気にしすぎないということ。

周囲の自分への関りに
「なんで? なんでなんで?」
と必要以上に不安や不愉快や理不尽さを感じてしまっていることって、ありませんか?

周囲という環境からの刺激に、よい意味で鈍感であることも賢く生きる知恵です。

それに、そういうことができる人のほうが、内面から輝くその人ならではの美しさがあります。

あなたがあなたらしくあるために、ポジティブに鈍感になったほうがいいところはどこですか?