こんにちは。storyIの猪俣恭子です。
千葉県鴨川市にある亀田総合病院。
江戸時代から続く「進取の気性」をもつ亀田家と評されています。
私が興味深かったのは、地域の医療格差をなくす取り組みです。
遠隔デジタル画像診断システムというものでした。
患者さんの画像診断をする際、地方の病院と亀田病院の医師が同じ画面で同じ画像を見ながら会話をして、その場で答えを出すというものです。
亀田病院は25の施設と既に連携している、とのことでした。
理事長の亀田隆明さんは、こう話しています。
「自分たちが存在するために、地域を活性化させなくてはならない。
いい医療をして患者や地域に喜んでもらうことが大切」
そして、
「みんなが『無くしたくないもの』は、なくなりにくい」
確かに!
みんなにとって、無くしたくないものは何?
今の私は、それをどれくらい周囲に与えられている?
さらに提供できるとしたら、最初にどこから準備をする?
こんなことを日々考え、まず今日できるところから動くことを選択する生き方は、自ずと周囲の人を照らすものになるでしょう。
自分自身が、相手にとってどれくらい「無くしたくない」存在になっているかも考えてみたいもの。
常に真正面から向き合いたい問いです。
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