『「つながり」を突き止めろ 入門!ネットワーク・サイエンス』 (安田雪著/光文社新書)なる本には、こんなことが。

職場で業績が高い人、上位15%とそれ以外の人とでは、メールで使う言葉が違うそうな。

業績が高い人がよく使う言葉は?
率直、スムーズ、前向き、有意義、特別

それ以外の人がよく使う言葉は?
厳しい、面倒、大変、細かい、悪い、同じだ

だそう。

言葉マジックだ。

私が思うに、パフォーマンスと雰囲気に最も影響する言葉は「難しい」だと思っている。
「この仕事を時間内で終了させるのは難しい」のように。

言葉には、もれなく感情がついてくる。
「厳しい」と言った瞬間、どんな感情が?

うきうき、わくわくする?

いやいや。
試練や苦痛を想像してしまうだろう。

言葉は瞬時にイメージをかきたて、一気に感情満ちる世界に私たちを連れさってしまう。

使う言葉を選ぼう。
洋服を選ぶように。

言葉の品数を増やそう。
洋服のコーディネートを楽しむように、言葉の組み合わせも縦横無尽に。

かえって難しい?

いやいや、それは、慣れていないだけ。