こんにちは。storyIの猪俣恭子です。

恩人には3人のタイプがあると言われます。

まず自分を心から応援してくれ、何かにつけてポジティブな言葉を投げかけてくれる人。

続いて、マイナスの恩人。

ネガティブなことを言って、今まで気づかなかったことを教えてくれる。

最後を飾るのは、自分が気づかないところで自分を応援してくれる人。

このタイプの恩人は、自分の夢や情熱を察知し、自分の知らないころで自分の活動を静かに支えてくれている。

これら三つの恩人のなかで、「今」のあなたにとって最も重要な存在はどれですか?

一番、意識したいタイプはどれですか?
それを選んだのは、どうしてですか?
なぜ、今の自分がその恩人を選んだのでしょう。

その理由の中に、今のあなたを知る何かがあるはずです。

私も考えてみました。

しかし面白いですね。

今の私は、「どれか一つ」ではなく、三人のタイプのバランスで考えたい気持ちになっています。
一人めのタイプが50%、二人めが20%、そして三人めが30%という感じでしょうか。

二人めの恩人のタイプについて考えました。

かつて私がコーチングの仕事をしたいと言った時のことです。


「そんなことを学んで何になる?」
「反対だね。怪しいじゃない。コーチングって」
「仕事になるの? それ?」

気持ちが萎えました。
それでもコーチングを学び始めましたが、学ぶこと自体に後ろめたさを感じていました。

しかし、どうでしょう。

不思議なことに、その時に声を大にして反対した人たちが、そのうちに、私の一番の理解者になっていったのです。

これはどういうことなのか・・・。

その人たちが反対したのは、私を心配していたからこそ。
だからこそ、私がコーチングを学び始めてからも様子を見守っていてくれていたのだと思います。

当時反対した人の一人は、私がコーチングで起業した時に、上手くいくようにとお守りを渡してくれました。
もう一人の方は、私がコーチングを続けるにあたって自信がなくなり辞めようかと愚痴めいた時に、「前よりも上手くなっているよ、大丈夫だよ」と励ましてくれました。

こうして振り返ってみると、もしかしたら二人めの恩人というのは、数は少なくとも自分の伴走者になりえる存在なのかもしれません。

わたしがネガティブに感じることを言う人。
その人たちのことを見極めたいと、あらためて思いました。

はてさて、反対に私はどんなタイプの恩人になっているでしょうか?
どんなタイプの恩人になりたいのでしょうか?
いや、既になっているのでしょうか?

その人の生きる物語の登場人物になれば嬉しい、と願う私ゆえ、この新たな問いを考え続けたいと思います。